What is Yoga 

Ayurveda



Yogaを「心の学問」、Ayurvedaは「体の学問」というような姉妹関係にあり

3000年前の古来インドより伝わる幸福に暮らすための智慧


Yoga

 योगश्चित्तवृत्तिनिरोधः २॥

yogaś-citta-vr̥tti-nirodhaḥ 2

ヨーガシュ チッタ ヴリッティ ニローダハ

「ヨーガとは心のはたらき(思考)を止滅することである」

                                                                                        

            【ヨーガ・スートラ12句】


Yoga of life

Yogaを生活の中に取り入れていく~


心の休息をとる/Relaxをする/感謝の心を持つ/幸福感を感じる



【ヨーガ・スートラ八支則】


Yam ヤマ ~自身の内側で慎み守ると良いとされている道徳~


⚫︎アヒムサー~非暴力~

心の中で自分をけなしたり、人に暴力的な言葉や、気持ちを向けていたりしない。

Yogaを行う間も無理をしない、苦しい呼吸をしない。


⚫︎サティヤ~真実を語る~

無理に作ろうとしたり、よく見せようとしなくていい。本心を探り正直に生きる。


⚫︎アスティーヤ~盗まない~

物質的にもそうだが、人の時間や自由を奪うこともしない。


⚫︎ブラフマチャリア~感覚に振り回されない~

禁欲と訳されるが、欲や感情などに流されず、節度や節制を持って生活すること。パートナーと信頼関係を築くこと。


⚫︎アパリグラハ~所有欲を持たない~

欲を刺激している社会の中で、自分自身で十分なところを見極める。貪らない。











Niyama ニヤマ~5つの日常に行うと良いとされる行為~


⚫︎シャウチ~清浄を保つ~

身体の浄化はもちろん、心の浄化も大切。


⚫︎サントーシャ~満足する~

いま与えられていることに満足する。足るを知る。


⚫︎タパス~修行をする~

Yogaや瞑想もその一つ。タパスは本来は熱や火という意味。ストレスや心身に溜まった不純物を取り除くことを言う。


⚫︎スヴァーディヤーヤ~学ぶ・自己観察~

聖典を学習すると訳されているが、役に立つ本を読んだり、自分を深く観察していくこと。特に批判せず、判断せずありのままの自分を優しく受け入れていく。


⚫︎イーシュヴァラ・プラニダーナ~生命への信頼~

事物は自分以外の何者かの力が働いて動いていいる。

そしてその存在に畏敬の念を持つ。




Ayurveda


「アーユス=生命」と「ヴェーダ=真理」と言う2つの単語から成り立ち

「生命の科学」と言われています。


「健康な人の健康をまもり、病人の病気を鎮静することである」


       【チャラカ・サンヒター 総論編30章】


Yogaでは、せわしない思考の動きを止め、心を今ここにもどし穏やかに整えていきます。近年、WHO(世界保険機構)は先進国における3大疾患の筆頭に「精神疾患」をあげています。日本の厚生労働省でも「がん」「脳卒中」「心臓病」「糖尿病」の「4大疾病」を大きく上回る「精神疾患」とを加えて「5大疾患」とする方針を決定しています。「WHO(世界保険機構)では「健康」を以下のように定義しています。


「健康とは病気ではないとか、弱ってないということでなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます」


現代生活においてYogaAyurvedaは健康に近づくためのセルフケアや代替療法のひとつであると言えます。また病気だけでなく美容や健幸(健康的な幸せ)のひとつの方法でもあります。


Ayurveda はまた「生き方と死に方の智慧」であります。

一日の生き方 / 一年の生き方 / 一生の生き方 / 病気の生き方 / 死に方の智慧


一日の生き方

ディナチャリアー(Ayurveda Self Care


一年の生き方

季節によるドーシャの変化と生活の仕方


一生の生き方

年齢によるドーシゃの変遷+四住期


病気の生き方

病気は気づきのためにある。ホリスティックセルフケア

Who seeking good health.


 死に方の智慧

生命の意味に気づき、幸福で満足な気持ちを持ちながら死ぬことが良い




心の休息をとる/Relaxをする/感謝の心を持つ/幸福感を感じる




生き方の智慧として、アーユルヴェーダでは有益な人生と無益な人生、幸福な人生と不幸な人生、人生にとって有益なこと、無益なこと、人生の長さ、人生そのものが説かれている。



「幸福な人生」とは?

・肉体的および精神的に病に冒されていない人

・とりわけ若々しさを保持している人

・能力にふさわしい力と勇気と名誉と精力と大胆さを持っている人

・知識、学問、感覚器官の対象を統合して行動する人

・富と楽しみを享受し、何でもやってみることができ

思いのままに行動できる自由がある人

このような人々に幸福があると言われる。こららとは反対の人々には「不幸な人生」がある。               【チャラカ・サンヒター 総論編30章】

「有益な人生」とは?

・(あらゆる)生物の幸福を望む人

・他人の財産を欲しがらない人

・真実を語る人

・平安を旨とする人

・ものごとをよく調べてから行動する人

・軽率でない人

・人生の3つの目的を互いに矛盾なく手に入れる人 

・尊敬に値する人を尊敬する人

・知識と学問と心の平和を自分のものとしている人

・高齢者をいたわる人

・愛欲・怒り・妬み・慢心・おごりの情動をよく制御する人

・常にいろいろな寄付を行う人

・常に苦行し、知識をもち、心の平静を求める人

・真我を知り、それに専念する人

・この世とあの世のことをよく考える人

・記憶力と思慮に長けた人


このような人々に有益な人生があるといわれる。

これらとは反対の(人々の)人生は「無益」である。 


人生の3つの目的(トリヴァルガ)ダルマ(正義)アルタ(富)カーマ(欲望)


                   【チャラカ・サンヒター 総論編30章】 






Be the change you what to see 


心身ともに健やかであること

自身の内側から湧き上がる力と共に人生を楽しんでいくこと。一人一人の心身の本来の自分を体験し日々を自分らしく幸せに生きることで自分の周りの人や社会、環境へも影響を及ぼしてくるのだと思います。